Surface(サーフェス)ほしいけど高いし、できるだけ安く買いたいなぁ… 中古品ってどうなの? と検討中の方へ、Surface購入の注意点や中古品がおすすめかについてまとめました。
この記事の内容:
「Surface Pro」の中古品はおすすめし難い…その理由は…
Surface Pro には、中古をおすすめしづらい《特有の》事情があります。
それは、
Surface Pro が 分解修理しにくい構造である ということ。
多くのノートパソコンは底面のネジを外せばパカっと開きますが、Surface Pro の外面はネジではなく粘着剤で貼りつけられています。
開ける際に液晶を割る危険性があるなど、分解が困難で、ガジェットの分解レポートで有名な「iFixit」では、10点満点の修理しやすさ評価において「1点」がつけられています(10点が最も修理しやすい)。
パソコンは精密機械であり、内部部品等の故障の可能性は常に意識しておく必要があります。突発的な故障もありうるし、中古品の場合は、摩耗による故障の可能性も高まります。
Surface はその修理の困難さから、パソコン修理の専門店などでも修理の《対象外》となっていることが多く、
メーカーの故障時の対応も原則、修理ではなく「本体ごと交換」になります。
通常のパソコンの場合、修理にかかる費用は、交換部品代・基本技術料・送料などの合計となりますが、「本体ごと交換」となる Surface の場合、機種ごとに一律の料金が定められており、本体(再生品)交換相応の額となります。
2019年5月現在、Surface Pro 6 の有償修理代金は、税別 51,599円。
参考 マイクロソフト公式: Surface を修理に出す方法
もちろん、
メーカー保証期間内の自然故障や初期不良であれば《無料》で対応してもらえるので、
分解修理が難しい Surface Pro においては、新品に標準で付属する「メーカー保証1年」と、購入時に有料で加入できる「延長保証サービス」は、超重要!
(中古の場合、前の所有者が製品登録していた場合などに、メーカー有償修理についても対象外となるケースがあるかもしれません。)
まとめると、
Surface の中古がおすすめしにくいワケは、中古品には、メーカー保証が適用されない場合が多いから。
分解修理が難しい Surface Pro だからこそ、新品に付属する「メーカー保証1年」は、とても大切。延長保証があれば、さらに安心です。
「Surface Laptop」「Surface Book」「Surface Go」はどう?
Surface Pro 以外の機種も同じく、分解修理がとても難しいようです。
修理しやすさ(iFixit)
「Surface Pro 6」 1点
「Surface Go」 1点
「Surface Book 2」 1点
「Surface Laptop 2」 0点
※ 10点満点で「10点」が最も修理しやすい。
また、メーカーの故障対応も、いずれも原則「本体ごと交換」となります。
Surface Pro と同様、新品に標準で付属する「メーカー保証1年」と、購入時に有料で加入できる「延長保証サービス」の重要性が高いため、
いずれも、中古品は避けた方が無難です。
「Surface」の中古品購入の注意点は?
Surface の中古にかんする注意点は、分解修理が非常に難しいことを知っておこう! ということ。いちばん重要な検討事項といえます。
【まとめ】Surfaceをできるだけ安く買うなら…
分解修理が難しい Surface だからこそ、メーカー保証1年がとても大切なので、(中古ではなく)新品がおすすめです。延長保証をつければ、さらに安心。
Surfaceをできるだけ安く買うなら、旧型(型落ち)の新品か、セール・キャンペーンなどを活用しましょう。
Surfaceの型落ち新品については、こちら↓の記事にまとめています。

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